こんにちは。名無しのふわふわしている人です。
漫画を読んでいて、自分だったらこうするのに。こんな展開が見たい!など
自分も漫画を描きたい!!
と思ったことはありませんか?
今回はこのブログを立ち上げた目的のひとつである超初心者向けの漫画の描き方講座をしていきます。
この講座を読み、手順に沿って進めれば誰でも漫画が描けます。
ぜひ、あなたにしか生み出せない漫画をこの世界に作り出してください。
※ただし、これはあくまでも私流です。漫画に正解はありませんのでここに書いてあることと違ったからと言って悪いことではありません。
漫画の構造と手順を把握しよう
どんな漫画にもおおよそ共通しているのですが、漫画には作り出す手順があります。
- プロット
- ネーム(下書き)
- 線画
- トーン、ベタ
- 写植
線画やらトーンやらは漫画を読んでいれば想像がつくと思います。
漫画制作に興味のある人ならプロット、ネーム、写植もわかるかもしれません。
ここからは各工程を簡単に解説します。
わかる方は読み飛ばして次の工程、詳しい解説へどうぞ。
①プロット
プロットとは、漫画の大まかなストーリーのことです。
あらすじですね。
桃から生まれた桃太郎が鬼退治にいく。
こんな感じです。
これだけだとお話しの面白さやボリュームが足りないので要素を足していきます。
途中で仲間が増える。最後は財宝を手に入れる。
ひとまずこれでOK。次に進みましょう。
②ネーム(下書き)
ネームはコマ割りを含めた下書きのことです。
セリフはここで考えてもいいですし、ある程度空白でも構いません。
とにかくすごい漫画を描きたい!とても面白い展開にしたい!気の利いたセリフ回しをさせたい!
この気持ちはものすごくわかります。私もそれで悩みましたし、考えるのは楽しいですよね。
しかし、最初から面白い漫画を描ける人はいません。まずは完成を目指しましょう。
ネームの段階では、話の流れに合わせた全体に対してのボリューム調整とバランスを整えることが目的だと思ってください。
③線画
下書きをもとに清書することです。後にトーンやベタ塗りをする箇所があるので線だけを描いていきます。吹き出しの線もこの段階で入れておくといいかと思います。
④トーン、ベタ
トーンとは、白黒で表現する色の濃さの塗りです。
ベタ塗りは、黒い部分(髪など)を塗りつぶすことです。
アナログ時代では手作業で模様のついたシールを貼っていたのでトーンは貼る、ベタは塗るで表現します。今でもアナログで原稿を制作している方もいるかと思いますが、デジタルの方が手軽でメジャーかもしれませんね。バケツで一瞬だとどちらもあまり違いがないかもしれません。
⑤写植
セリフや地の文など文字入れをすることです。
デジタル原稿ならツールを使って進めます。
アナログ原稿の場合は紙に印刷した文字を切り貼りします。作風によっては手書きもありかと思います。
これでざっくりと手順は把握できたと思います。
作成にあたって詳しい解説、作成した原稿を本にする方法等もまた紹介していきたいと思いますのでそちらも見てくださるとうれしいです。
では、このへんで。
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